いきなりカフェレーサーのポスター。
ジェットヘルです。
最近カフェレーサーの定番メットといえばジェットヘルという事になりますが、これにはちょっとだけ違和感を持ってしまいます。
40年前はなあカフェレーサーはフルフェイスに派手なイタ車ってイメージだったぞ。時間が経って印象が変わるのは多少はしょうがないにしても。
で、僕はこいつが好きでした。
上3枚の画像はノランの80年代カタログ。その下は現在のカタログ。ノランっていまこんな感じです。販売元はいまデイトナらしいです。一時持ってたGPAも良かった。あご紐無しのヘルメット。こんなやつです。軽いし。ただスペアのシールドが高くて買えなかった。ジェットも良かった。80年代は派手めなものが受けていた。たとえばフィオルッチのメットとウエア類。今じゃカラフルなメットは当たり前だけど、こういうペイントって当時非常に難しかったと思う。その下は僕の好みの丸めヘルメット。こういう70年代80年代のアバンギャルドなヘルメットが当時の僕にとっては最高でした。派手さ上等!!見映え優先!!80年代アライやショーエイに飽き足らなくなった頃、そりゃあもう,当たり前のように輸入ヘルに飛びつきました。21世紀になってからは、僕が被るのはこれしかなかったです。この中では例外的なモデル、Roof Boxer 上の写真の一番右下のやつです。
最初に買ったヘルメットはなんでした?
僕の場合ショーエイのオレンジ色のフルフェイス。
いまでこそジェットヘルが欲しいとわめいてるカタログハンターでございますが、その実よーく思い返してみると、ジェットヘルって持ってた事も買った事もない。
持ってた順番はスズキのおまけ、マルシン、ショウエイ、ヤマハ、ノラン、AGV、GPA、ビタローニ、クロムウェル、ベル、シンプソン、ROOF
アライよりちょっとだけショウエイびいきです。
というのは昔イベントの商品にヘルメットを提供してもらった事があり、その時の宣伝担当者が感じよかったからです。
こういうのは効くんだよなあ。ちょうどこの頃ジウジアローのヘルメットが出て気持ちは飛びついたのですが、買わなかった。
ヘルメットがらみの話題を動画で探すと、
ヘルメットギグ
マキシマムホルモンっていうメタル?パンク?バンドで「客は全てヘルメット着用」という企画コードライブがあった。
暗闇にうごめくヘルメット集団は一見の価値あり。
安全性なら日本製とは分かっているのですが念のため
ロシア人による日本製ヘルメット対中国製ヘルメット安全性較べ動画。
タイ人による日本製ヘルメット対中国製ヘルメット安全性較べ動画。
こうして見るとヤマハでもマルシンでもやはり日本製はいい。
僕の場合、舶来コンプレックス世代だから外国産を選んでもしかたがない。
AGVの最近のやつ。今はこんな感じなのだ。昔はAGVが好きだったな。
メットの話だけで夜は更ける。
ある日友人とメットの話をし始めたらもう止まらなかった。
麻布にはNEFというのがあったぞと友人が言えば、昔ブルックランズで売ってたエレクトロという万国旗付のヘルメット覚えているか?と切り返す。メットの話題だけで何時間も話題がつきないとは。
武将シリーズや折りたたみヘルメットの話題。知る人ぞ知るクノーのアバンギャルドなカタチ「アストロ」、KIWIの卵形ヘルメット(こいつは検索しても引っかからない)NAVA、ボエリ、JEBS……。
メットを語る夜は更けて、油絵の具のように記憶が重ねられ、明度も彩度もますます濃くなって塗りつぶされていく。