カワサキのTRシリーズ、どれもいい表紙です。
とくに350。青空、草原。この構図といい、木の枝をくっつけたままのジャンプ。トレーナーと革パンツというコスチュームも素敵です。
ブーツの上に見える厚手の靴下も粋です。
こんな素敵なカタログになぜ気づかなかったのだろう。
ビッグホーン、バイソン、ボブキャット、(トレール)ボスの「4Bカタログ」、愛称が使われなくなったこの時期のものがとくにいいのです。
別に宣言する必要はないのですが。集めようと思います。
何も考えず、勢いだけで350-TRと250-TRの「バイソン」カタログを注文してしまいました。
こんな時のコレクターは行動は速いのです。
TR-350にはないのに、250のほうはNEWの文字が。
この2種類のTRは同シリーズと思ったが、よく見りゃタンクグラフィックが違う。レインボーラインの350は750SSと同時期の1971年10月デビュー。一方の250-TRのほうは翌72年3月のデビュー。
2種類のカタログにはそれぞれ当時のカワサキが好きだった手法、下部に数センチの折り返しがあり。ともに縦に展開する4Pでどうみても同シリーズ。
ということは250のマイナーチェンジ(ピストンバルブ化とフロント21インチ化)の時期に同時に作られたものなのか。
ちなみにTR-350にもこの250と同様のタンクグラフィックのものがある。
メーカーオリジナルかどうか確証はないですが
それでは、250にレインボーラインのものはあったのか。
画像検索すると。あっ、あった!
レインボーラインの「いまどきの」4ストの250-TRが。
カタログを集めようとすると覚えなきゃいけないことも多い。
タンクに窓空きグラデーションのモデルは初期のもの。
これは表紙でカワサキの「K」をあしらったカタログシリーズなのですが、二度三度紹介しているのでこの表紙はさすがに食傷気味です。
ちょうどえぐり無しマッハやA1/A7最終型と同時期でこの頃のカワサキのラインナップのほとんどが「窓空きタンクグラフィック」でした。
シリーズにはKV75があるので1971年までのものだと思います。
このカタログのラインナップでW1の650スクランブラーがないのはどうしてかなとずっと考えていました。
毛色が違うからか、それとも僕が見たことがないだけか。