風邪にやられちゃいました。
熱なし、咳と喉痛と鼻づまり。おとなしく寝ていたいのにこーゆー時にかぎって仕事が入るのだ。
メガネが曇るのを我慢してマスクを付けて外出。ああ頭も痛え。
ブログは書いてないし。
ネタになるストックのカタログ画像も殆ど底をついた。
手元にはRC45の人造人間キカイダーみたいな正面写真のカタログ。
そして60年代のホンダのロードスポーツ総合カタログ。
RC45のカタログはピンぼけだし、書くほどのネタもないし、
あっ、このカタログそのものはなかなかなモノですよ。
四角くて海外版と国内版が同じような体裁であったな。
RC30の時ほどホンダの気合いは入ってなかったけど。
RC45を買って楽しむ人ってどんな人なんだろう。
自分と対極にある人なんだろう。
いつまでトップの座にいられるのだろうかなんて、次期モデル登場の強迫観念におびえたりしない。
乗りこなす腕に自信があり、新車で買って即限界まで乗り回し、
サーキットや峠で転倒リスクや修理代のことはこれっぽちも考えずに楽しめる、もちろん手放す時はいくらで売れるだろうなんてせこい考えもない。
ああそんなライダーになりたい、と宮沢賢治のように思う。
60年代ホンダスポーツカタログ
3つの単語を使っての文章を書きなさい、といったようなカタログ表紙。
CB72とCB125とCS? を無理矢理登場させるにはこういう図柄の構成になる。
そしてこの時代250ccにはそこそこのステイタスがあったんだな、とあらためてそう思う。
72と77はどこで区別する?そんなの私にゃ分かりゃしません。
裏面のラインナップは、
初心者にはおすすめできません!!
新製品マーク付きCB450から1965~1966年頃のカタログだと分かる。
450にはCB72と同様180度クランクと360度クランクのモデルがあった。
そのキャブはなんとS600と同じとのこと!!
早速調べるとクルマにキャブが2個着いていただけで「ツインキャブ」と自慢できるこの時代にS600にはなんと4連キャブがついていたのだ。
逆にS600がすげーと思ってしまった。
50年前のカタログを考えると「メカニズム」ってやつはすでにこの頃完成してたんだな、ととくにそう思う。