エンフィールドのカタログ。
巷にはロイヤルエンフィールドがあふれていて、じゃない、あふれているのはカタログだ。
ロイヤルなしの「エンフィールド」は逆にカタログもいまや珍しくなった。
「ロイヤルが付かないのはインド製だぜ」なんて言っていたのが、今はインド製だってロイヤルが付いている。
ロイヤルがとれてエンフィールドになっても、再びロイヤルがついても、ドラムブレーキがディスクになってもキャブがインジェクションになっても
全体のシルエットは変わらない。
クラシック風なバイク?
いやこれは「古いバイク」そのものなのだ。
BULLET500は無敵だ。
ほら寺内タケシもそう言っている(いないか)。
「人形は顔が命」カタログは表紙が命、
オートバイはタンクが命だが、スクーターや「いまどきスーパースポーツ」は正面見映えが命。
このカタログは表紙がいい。
泥のつきかたが、なんとまあ自然で美しいんだろう。
バンパーかキャリアか知らないが、フロントのこの部品がポイント。
下部の丸みもなかなか個性的だし、いいじゃないか、と思ったらなんだ。2ストじゃないか。
昔のモデルで日本じゃ売ってなかったんだな。
こいつは泥をかぶってもオフロード車じゃなく街乗りユースの50cc。
もう一つバイクを紹介。
125ccのアメリカンHIPSTER。
スタイルも作り込みもなかなか。カタログもいい。
KYMCOだけじゃなく、台湾中華韓国産は125ccのアメリカンになると売る為の気合いが違う。今は日本進出にも意欲を見せる。
ちょっと前のKYMCOといったら笑っちゃうほどのいい加減さだった。
僕は何でもカタログで判断してしまう。政治経済観までカタログで判断する。
カタログを貰おうとHPを覗いたら残念、あまり魅力的な車種はなかった。
こんなトリみたいな顔したのがヤマハにあった。
確かにあった。えーとそうだ1987年登場のBW’S。
ついでの話だがヤマハは顔を変えたBW’Sの125をいまも売ってるらしい。
同じウッドペッカー顔でぶっといタイヤ。
MBKはヤマハとは資本関係もあるらしいし、そこのところ何か関連があるのかな。